材料高騰化・・・

多分、これから住まいをお考えの方に

少し残念な話をしなければなりません。

 

この2年ぐらいのうちに

色々なことが起こりました。

 

コロナが発症し、

サプライチェーンの混乱を招き、

材料や部品が入荷できず、

商品がつくれなくなり、

納期の遅れたり・・・

 

コロナの影響で、

日本の木材輸入量が減少したときに、

アメリカと中国で住宅バブル的なものが発生し、

世界の木材が、

アメリカと中国に流れ、

日本に入ってこず、

市場の混乱と、

木材の価格上昇を招いた

ウッドショック。

 

極めつけは、

ロシアのウクライナ侵攻による、

原油高、鋼材、資材価格の上昇・・・

 

と、

建築に関わるコストは、

世界と大いに繋がっていることを

意識した2年間でした。

 

何から何まで上がりました!

更に、秋に値上がりする資材も公表されています。

正直大変です。

 

じゃあ、

これらの上がった資材は今後安くなるの?

 

って気になるところかもしれませんが、

 

残念な話、

まずはない!当分はない!と考えます。

 

一つ目の理由は、

物の値段は、

需要と供給によって決まっていること。

普通に当たり前の話ですが・・・

 

これから世界は人工増・経済の発展と共に

供給不足の方へ向かいます。

供給不足 = 高騰化です。

 

これが、

逆転しない限り、

安くなることは難しいでしょう。

たぶん、

よほどな世界恐慌が来ない限りないでしょう。

 

二つ目の理由が、

企業として、

一度上げた金額設定を下げる理由がない。

 

経営者として、

コロナ・原油高等により金額をあげる理由が付きやすいのはチャンスです。

ユーザーに納得をしてもらいやすいからです。

 

仮に企業努力によってコストダウンができたときに、

わざわざ下げる必要があるかと言うと・・・

残念ですがないですね。

 

これも、

需要と供給のバランスが大いに崩れない限り、

ないな…

 

更に、

とある住宅設備メーカーに至っては、

過去最高益を出しています。

企業努力の賜物かもしれませんが、

値上げで出した、

過去最高益であれば・・・

ちょっと引っかかります(´;ω;`)

 

ということを勘案すると、

これから先、

物の値段があがることがあっても、

下がることはないと思います。

 

ですので、

家の金額が下がるのを待っている方にとっては、

厳しい話です。

 

ただ、

政府の補助等が充実し、

建てやすい時期等は出てくるかもしれません。

 

ただ、

今はコロナにお金が流れているので、

当分先かも知れません。

 

じゃぁいつ?って、聞かれると‥

 

後になればなるほど、

材料は段々あがっていきます。

 

いい土地が見つかって、

いいご縁があったときが、

建てときなのかも知れません。